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会社のホームページと独自ドメインのメールをそろえるとき、契約先を一つにまとめる方法と、Webとメールを別々に選ぶ方法があります。
選び分けの目安は、誰がサイトを更新するか、メール以外の共同作業も必要か。この二つです。WordPressはテーマやプラグインで機能を広げ、保守も引き受ける構成。Studioは画面上で会社案内やCMSの記事を編集する構成。制作担当者がいて変更が少ないなら、静的サイトも候補になります。
以下では、会社案内を複数ページで公開し、1人・3人・5人それぞれにメールの受信箱を用意する構成を比べます。
契約するものはドメイン、Web、メール
独自ドメインは会社の住所にあたる名前です。同じドメインを、ホームページとメールに使えます。Webの公開先とメールの保存先まで同じ会社にそろえる決まりはありません。Studioも、外部メールサービスを別途契約してDNSを設定する構成を案内しています。Studioのメールサーバー案内
ここでいうメールは、転送だけでなく、会社のアドレスで日常的に送受信し、各人が保存・確認できる受信箱を指します。問い合わせフォームから届く通知だけでは、社員のメール環境はそろいません。

2年総額の比較条件
料金の確認日は2026年10月12日。金額は税込で、Google Workspaceの税別料金には消費税10%を加えて計算します。
- Webは1サイト。ドメインは新規の.comを1個取得します。
- 契約は原則1年分を使い、2年目も現行料金で更新する試算です。将来の請求額を保証するものではありません。
- ドメインは比較条件をそろえ、全構成で「さくらのドメイン」を別契約します。初年度3,220円、1年更新3,437円、合計6,657円です。さくらの.com料金
- 制作・保守・移行の作業代、有料テーマ・追加ツールは含めません。必要な場合は見積額を足します。
メールの機能が完全に同じになる比較ではありません。まずWordPressとサーバー付属メール、Studio・静的サイトとGoogle Workspaceを組み合わせます。その後、WordPressでも同じWorkspaceを使う比較と、メール専用サービスに替えた例を示します。
WordPressとサーバー付属メールをまとめる
例は、エックスサーバーのスタンダードプランです。初期費用は0円。通常の12ヶ月契約は月額換算1,100円なので、年13,200円、2年で26,400円として比べます。公式の更新用シミュレーションでも、12ヶ月更新の月額換算は1,100円でした。エックスサーバー料金
社員ごとに別のメールアドレス、パスワード、受信箱を用意でき、SMTP送信、IMAP受信、Webメールに対応しています。社員を1人から5人に増やしても、この例では人数分の追加ライセンス料は足しません。1アドレスのメール容量は最大20GBで、Webとメールに使うサーバー全体の容量とは別の上限です。エックスサーバー機能、エックスサーバーのメール容量上限
ドメインを別契約にした2年総額は、次のとおりです。
- 1人:33,057円
- 3人:33,057円
- 5人:33,057円
計算は「13,200円×2年+6,657円」。Webとメールをまとめて契約できるため、月々のサービス費を抑えやすい構成です。
確認日時点では、初回12ヶ月契約に月額換算990円のキャンペーンもありました。初年度11,880円、2年目13,200円で計算すると、ドメイン別契約の総額は31,737円。キャンペーンは2026年11月4日17時までの表示です。初回価格をそのまま2年分に掛けないようにします。エックスサーバー料金
新規スタンダード契約で対象の.comを永久無料特典にするには、12ヶ月以上の料金支払いと自動更新の有効化が必要です。条件を満たして使い続ける場合、上の別契約ドメイン代6,657円を外せます。通常料金の試算なら26,400円、今回の初回割引なら25,080円です。特典はサーバー契約中のもの。特典ドメインを他社へ移管する場合は、1年分の更新料に相当する特典解除手数料がかかります。今回の2年試算は移管しない前提です。独自ドメイン永久無料特典
運用では、WordPress本体に加え、テーマやプラグインの更新とバックアップを誰が見るかを決めます。自動更新を使っても、表示やフォームの確認、問題が起きたときの復旧担当は残ります。WordPressの更新、テーマ・プラグインの自動更新
WordPressとメールをまとめて契約する場合のサービス案内(広告):エックスサーバー
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StudioとGoogle Workspaceを組み合わせる
StudioはWebサイトの制作・公開に使い、会社メールは別のサービスに任せます。今回は複数ページの会社案内を想定し、Personalプランを使います。年払いは月額換算1,190円、年14,280円。ビジネス用途にも使え、CMSには1,000件まで記事などのアイテムを登録できます。Studio料金、Studioのプラン選び
メールはGoogle Workspace Business Starter。1年契約の通常料金は、1ユーザーの月額換算800円(税別)です。税込880円として、1人につき2年で21,120円を足します。支払い頻度と契約期間は別で、月単位で支払う場合も途中解約では残りの契約期間の支払い義務が続きます。短期の新規割引や無料試用期間は試算に入れません。Google Workspaceの契約期間、Google Workspaceの年間・定期プラン
2年総額は、次のようになります。
- 1人:56,337円
- 3人:98,577円
- 5人:140,817円
計算は「14,280円×2年+880円×24ヶ月×人数+6,657円」。Studioの料金が社員数で増えるのではなく、ここではメールに使うWorkspaceの人数分が増えます。
Workspaceを選ぶ理由は、会社のアドレスでGmailを使い、Driveやカレンダーも合わせて運用したい場合です。Starterは独立した利用者ごとにライセンスが必要で、1ユーザーにつき30GB相当が組織の共有容量に加算されます。GmailとDriveなどで共用する容量です。メールだけが目的なら、共同作業の機能まで必要かを考えます。Google Workspaceのストレージ仕様
StudioにはWordPress本体やプラグインの更新作業はありません。ただし、内容の修正、問い合わせ対応、ドメイン更新、アカウント管理は会社側の仕事です。画面から文章や写真を直す担当者を置ける会社に向きます。
同じメールを使うとWordPressとの差はいくらか
WordPressでも、付属メールを使わずGoogle Workspaceを組み合わせられます。エックスサーバー公式にも、そのDNS設定手順があります。メールと別契約.comをStudioの例とそろえ、サーバーは通常料金で計算すると、2年総額は次のとおりです。エックスサーバーでGoogle Workspaceを使う設定
- 1人:54,177円
- 3人:96,417円
- 5人:138,657円
計算は「13,200円×2年+880円×24ヶ月×人数+6,657円」。Studioの例との差は、どの人数でも2年で2,160円です。Web部分の26,400円と28,560円の差であり、WordPressやStudioというCMSだけの価格差ではありません。最初の付属メールとの比較で差が大きいのは、選んだメールサービスと含まれる機能も違うためです。
静的サイトとGoogle Workspaceを組み合わせる
静的サイトは、用意したHTMLや画像などを公開する構成です。ここではCloudflare Pagesの無料プランを使い、Functionsを呼び出さない静的配信に限ります。静的アセットのリクエストは無料で、Functionsなどの処理は別の課金・上限で扱われます。Cloudflare Pagesの料金
Webの公開料を0円としても、ドメインと社員のメールは別です。先ほどと同じWorkspaceを選ぶと、2年総額はこうなります。
- 1人:27,777円
- 3人:70,017円
- 5人:112,257円
計算は「Web公開料0円+880円×24ヶ月×人数+6,657円」。無料プランの上限内で使う前提です。Cloudflare Pagesの上限
ページの修正を制作担当者に頼むなら、その作業代が別にかかります。問い合わせフォームも、静的ページを置くだけで通知の保存やメール送信まで完成するわけではありません。外部フォームや追加処理を使う場合は、料金と管理担当を見積もりに含めます。
メールだけに絞ると総額は変わる
Studioや静的サイトでWorkspaceが必須というわけではありません。例えば「さくらのメールボックス」は、12ヶ月払いが税込1,320円、初期費用0円です。こちらも社員ごとにアドレス、パスワード、受信箱を用意でき、20GBを全アドレスで共有します。Webメールやメールソフトで送受信できます。さくらのメールプラン、さくらのメールアドレス追加・管理
これを年1,320円で2回契約する試算なら、メール代は2年で2,640円。1人・3人・5人とも、保存メールの合計が20GBに収まるなどの利用条件内なら同じ基本契約料です。高精度迷惑メールフィルタの無料対象は1個なので、全員分に使う場合の追加費用は別に見ます。さくらのメールプラン
- Studio Personal+メールボックス+別契約.com:2年37,857円
- 静的サイト+メールボックス+別契約.com:2年9,297円
付属メールやメール専用サービスでも、各人の受信箱は作れます。Workspaceの人数分の料金を比べるときは、Gmailに加え、共同作業やGoogleアカウントの管理まで含む契約かを見ます。共有窓口は、誰が読んで誰が返信するかも決めておきます。
保守できる人がいるかで選ぶ
必要なテーマやプラグインで機能を広げ、WordPressの更新や復旧を担当できる人がいるなら、サーバー付属メールとまとめる構成は候補になります。保守を外注するなら、上記のサービス費に2年分の保守見積もりを足して比べます。
技術担当者はいないけれど、会社の人が文章や写真を直したいなら、Studioと外部メールを分ける構成が選択肢になります。制作時に、担当者自身で更新できる範囲を確かめておくと安心です。
更新は年数回で、制作担当者が継続して対応できるなら、静的サイトも合います。公開料の安さと、修正を頼む費用を一緒に見ます。
サービス料の差を、見積もりの判断に使う
同じWorkspaceと別契約.comを使う先ほどの例では、WordPress構成とStudio構成の差は2年で2,160円、月あたり90円です。初回割引・ドメイン特典を使わない条件での差なので、これだけで安い方を決めず、制作・修正・保守の見積もりを加えます。例えばWordPress側の作業代がStudio側より2年で2,160円を超えて高ければ、この例の総額の順序は逆転します。
相見積もりを取るときは、各社に次の同じ条件を渡してください。未定の項目を0円にせず、「要見積もり」として残すと、後から費用が増える部分を見つけやすくなります。
- 必要なページとフォーム:会社概要・事業内容・問い合わせなど、実際に公開する内容
- 更新作業:月に何回、何を直し、社内と制作担当者のどちらが操作するか
- 2年の総額:サービス利用料+制作費+修正・保守費+メール設定・移行費+追加機能
- 引き継ぎ:契約名義、更新通知先、編集方法、問題時の連絡先を誰が持つか
次は、更新を誰が担うかが未定なら「会社案内だけならWordPressは必要?」、メールの使い方が未定なら「独自ドメインメールだけ欲しい場合の選び方」へ進むと、見積もりの条件を埋められます。


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